瓦交換は全体を交換する時と、一部のみを交換する時があります。

一部のみ交換するときは何か飛来物が飛んできて、1ヶ所だけ損傷してしまったケースです。
瓦全体の損傷や劣化が見られない場合は、一部のみの交換で済みます。

まず、部分的な交換の場合ですが、おそらく下地部分も特に損傷していないことが多いかと思いますので、同様の素材の屋根材を剥がして交換すればOKです。

どういった方法で屋根材が設置されているかにもよりますが、ほとんどは留め具を使って固定していることがほとんどです。

留め具を外せば、屋根材も取れる仕組みになっています。
ただ、屋根材は1枚1枚重なるように設置されていますので、周辺の屋根材にがずれたりひびないように丁寧に外していく必要があります。

一方、築15年以上経っている場合は屋根材全体の劣化が顕著になってきていますので、全体を交換することが多いです。

屋根材全体を交換する場合は、屋根材全体を剥がした後にルーフィングシートと呼ばれる防水シートも交換します。
これも屋根の大きさにあわせて全面的に敷かれています。

ルーフィングシートの下の野地板は特に損傷していなければ、そのまま生かすことが多いです。
ただ雨漏りなどが発生し、腐食している場合は新たな木材を導入する必要があります。

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